”まあざっくり書いてみようか。梅田さんのインタビューに関して、あれこれ頭をよぎった考え。(1)政策や学術の質のよい議論を日本のウェブで実現するには、ウェブの中に実名原則のエリアを確立することが最低条件だと思う。
実名原則エリアの中では、匿名は議論に参加する資格なし、相手と場に対する礼儀と謙虚さのない人間は実名でも相手にされないというルールが確立されている必要がある。炎上やらイナゴの跳梁跋扈やらを知った上で、なおウェブに参加するエスタブリッシュメントは相当の物好きとしか言えない。
(2)匿名をなくせと言っているわけではない。その逆。アイマスや初音ミクなどのUGCは匿名前提だから隆盛した。著作権侵害と表裏一体のMADなど匿名でなければ無理。ミクの商業曲カバーさえ当初は違法だった。合法な作品でも、勤め人が発表するには、会社に秘密でないと不都合な場合も多い
要するに梅田さんのいう日本のウェブの特徴は、良くも悪くも匿名原則の上に成立しているように思う。アメリカ的な政治・学術・研究などの基盤として機能させるには今の日本のウェブは難しいが、金銭でなく賞賛だけを対価にして作品を生む無名のクリエイターは、匿名だからこそ大量に生まれた面がある。
Tristan_Tristan
ああ、いいまとめだ。感謝感謝。
ユーザー発の文化については、いわゆる米国型というかプレゼンテーション型と、集団ノリノリ型(スレとかなんとかPとか)は別なんですよね。ここは一緒くたにすると危険。